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私がオバァサンになっても
2006-03-14 Tue 00:35
  実は私、NHKの朝ドラファン。ここ数年、続けて見ている。今の『風のハルカ』も大好き。その後、大抵ニュースを見てテレビを消すのだが、先日(3/10)はその後の『生活ほっとモーニング』も続けて見てしまった。ニュースの後すぐに、コンサートの模様が映し出されたので、テレビを消す手が止まったのだった。

 出演者は、園まりさん・伊藤ゆかりさん・中尾ミエさん。私の世代ではあまり知らないと思うけれど、1960年代に欧米のポップスに日本語の歌詞をのせた和製ポップスで一世をふうびした“3人娘”なのだそうだ。40年ぶりに再結成して、コンサートを続けていらっしゃるというのだが、同世代(熟年層)の方たちがコンサートにいらして、元気をもらって帰るという。

 コンサートの模様も映し出されたが、確かに、パワフルかつ面白い。お客様のインタビューはほとんどが「勇気をもらった。」「若い時に戻ったみたい。夢を見せてもらった。」「私も若くありたいわ。負けてられないもの〜。」などなど。ステージに立ち、歌ったことでそんな風に皆さんを元気付けられる、三人はすばらしいと思った。

 1960年の紅白での三人のステージも放映されたが、みなさん10代とは思えない歌唱力。中尾さんがおっしゃってたように、その頃は、本当にやる気がなきゃ歌手になんてならなかったんだと思う。自分が歌うことで家族を支えていた10代の芸能人もいたとか。道で声をかけられてアイドル歌手になったという時代とは違うわけだ。

 再結成の際、一番渋ったのが園さんだったというが、数十年ステージに立たずにいたというのだから、かなりの決心が必要だっただろうな。伊藤さんがしつこく10年かけて誘ったとか。それまで、自分は挑戦するとか変わるということに立ち向かってこなかったという園さんが、60歳近くなって、自分の可能性と向きあってみようと思ったというのだから、本当にすごいことだ。自分の人生こんなものかななんて、思ってる30代40代の人に聞かせてあげたいと思ったし、自分自身、本当に勇気をもらった気がした。
 ミュージシャンは、日々挑戦であり、これが私のスタイルなどと守りに入ったらおしまいだ・・と私は思う。スタイルは確かに大切ではあるが、壊しながらまた自分のスタイルができていくように思う。

 私が歌い始めたのは21歳の時。ジャズを始めてプロとしてステージに立ったのは、既に25歳の時だ。その後、ポリープや子育てなどで休んだ時期はあっても、音楽を続けてきた。あ〜あ、まだ自分はこんなものかよと落ち込む事はあるけれど、私が“続けている”ことで、自分もがんばろうと思ったよと言われることが多くなってきた。

 私がオバサンになっても、私がオバァサンになっても、歌い続けていきたい。自分のために。そして、おこがましいけれど、私と関わってくださっている方のために。

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